最新バージョン

Posted By webmaster On 19th September 2008 @ 00:17 In Content | Comments Disabled

 
ベリカット6.2の機能強化により、NCプログラムや加工プロセスの開発、解析、検査、文書化に関する製造エンジニアの能力アップが図れます。新機能によって複雑な形状の検証でさえも簡単になり、プログラムや機械加工の工程で時間短縮と良好な結果をもたらします。
 
ツールパスレビューの機能強化 寸法付きの図面作成
新しい工具設定ウィザード オートディフの精度
タップのシミュレーション ストロークリミットのグループ化
Xキャリパーの機能追加 CAD/CAMインターフェイスの更新 &
その他の機能強化
 
 ツールパスレビューの機能強化
新しい「ツールパスレビュー」では、ベリカットで実際に材料切削のシミュレーションをすることなく、NCプログラムを処理します。新しい「プリチェック」は、計算が速く、必要メモリも少なくて済みます。プリチェックのモードでは、設計モデル上にNCプログラムの工具軌跡を表示します。プリチェックが終わると、ツールパスレビューモードになります。プリチェックでは、干渉、削り込み、削り残し、ストロークリミット超過をチェックします。
 
[NCプログラム] ウィンドウに、ユーティリティがいくつか新規追加されました。これには、電卓機能、NC行のテキストカラー表示、構文のチェック機能、NC行番号の再割り当てのオプションがあります。構文のチェックでは、NCプログラムの構文エラーをユーザー定義の条件でチェックできます。この機能には、[ツールパスレビュー] ウィンドウからもアクセスできます。ベリカットで用意している構文チェックルール(エラー条件)をオンオフしたり、ユーザーで構文チェックエラー条件を定義したりできます。NCプログラムを手組み編集する場合には、MDIパネルを使って工具を位置決めし、作成したNCブロックを直接NCプログラムに渡すこともできます。

 新しい工具設定ウィザード
ベリカット6.0で導入されたフライス工具ウィザードに加えて、タレット設定ウィザードを設けました。新しいタレット設定で、タレットの読み込み、工具交換、工具位置の変更を簡単にできます。タレットのスイープモデルの作成も簡単です。

工具マネージャーの機能強化で、ウォータージェットカッターやタップ工具アセンブリでのタップの形状、位置、向きを記述できるようになりました。

 タップのシミュレーション

ベリカットでタップ加工のシミュレーションと解析をサポートします。タップ穴は、他のドリルやリーマの穴と、視覚的に区別できます。タップ工具を使うときに、ベリカットでは適切な送り速度と回転方向をチェックし、また下穴の径が小さすぎる場合も検出します。
 

 

 Xキャリパーの機能追加
Xキャリパーでは、厚さ、体積、深さ、ギャップ、距離、角度、穴径、コーナーR、スカロップ高さなどを測定できます。ベリカット6.2では、今回、止まり穴の深さを測定できるほか、皿穴の上下半径も測定できるようになりました。穴をピックすると中心点がわかります。

Xキャリパーでは工具と材料の距離も測定でき、また、旋盤ネジ切りと同様にタップ穴のピッチなどの属性も表示できます。

 寸法付きの図面作成
新しい [図面の作成] ウィンドウによって、寸法や注記を付加して、平面図などを作成できます。図面の情報はベリカットセッションに保存され、レポート機能を使ってPDFかHTMLフォーマットで出力可能です。

 
 

 オートディフの精度
オートディフでは、CAD設計モデルとベリカットの切削モデルとの差異を自動検出できるようになります。オートディフのサーフェス比較の許容値テーブルに、設計モデルとぴったり合ったサーフェス切削を表す値を含むようになりました。この機能には、別のカラーを割り当てることができます。

さらに、設計モデルはセットアップ間を移動する際に、切削モデルと一緒に移動するようになります。[モデルの定義/部品の属性] ウィンドウで切削モデルを手動で移動しても、設計モデルは切削モデルと一緒に移動します。

 ストロークリミットのグループ化
[NCの設定/確認] ウィンドウと [工作機械の設定] ウィンドウの「ストロークリミット」が機能強化され、ソフトリミット、ステップリミット、グループを含むようになりました。ストロークリミットには条件を付加でき、またマクロを使って別のリミットグループを起動できます。

 CAD/CAMインターフェイスの更新
CATIA V5インターフェイス(CATV5)の更新箇所:

  • CATIAのサブプロを選択可能
  • CATIAのリソースから切削工具情報を入手
  • ベリカットの作業フォルダをCATV5で指定したところに設定
  • 必要により、テーブルエントリーを作らない

NXインターフェイス(NXV)/(旧UGV)の更新箇所:

  • 現在のNXVセッションの工具をセットアップのテンプレートの工具とマージ可能
  • ベリカットへ渡さないプログラムグループは削除
  • CSYS名の確認のためにNXのジオメトリを調べ、[オプション] メニューに追加
  • オペレーションのジオメトリを選択する前に、モデルの位置のCSYSの指定は不要
  • NXのCLSファイルのTLDATA/GROOVE、LEFT/RIGHT、OUTSIDE/INSIDE、w、r1、r2、d、a1、a2、hh、hwをサポート

その他の機能強化
ベリカットの機能強化で旋削材料のフライス加工をサポートするようになり、中心上や偏心位置など、工具と材料のどんな向きでも切削加工が有効になります。そのような動作は、ベリカットのすべての機能(Xキャリパー、.vctファイル、モデルエクスポートなど)で対応します。
 
ベリカット6.2の機能強化で、多軸のウォータージェット切断をサポートするようになりました。工具マネージャーの機能強化で、ウォータージェットカッターの形状、位置、向きを記述できるようになりました。

ベリカットで、XY、YZ、ZXの動作平面でのポケットサイクルをサポートします。

CGTechではユーザーからのフィードバックをいつも歓迎しています。フィードバックが、ベリカットのユーザーフォーラム、技術サポート、世界中で開催されるVUE(ベリカットユーザー会)、どこからであっても大歓迎です。ベリカット6.2には、合計250のユーザーのフィードバックによる機能強化が含まれています。


Article printed from CGTech Japan: http://cgtech.com/jp

URL to article: http://cgtech.com/jp/products/about-vericut/latest-release/

Print